一人ひとりの子どもの発達や個性を尊重し、子どもの状況に応じた個別的支援を大切にしています。保育士・指導員による担当児童のケース理解、把握のもと個別の児童自立支援計画の策定を行い、計画に沿った日々の養育支援を行っています。育成記録、職員間の引継ぎ連絡等を児童支援ナビシステムを使用し電子化を図り、職員間の情報共有化のもとで、子ども一人ひとりの特性や発達状況に応じたきめ細やかで適切な支援に取り組んでいます。

家庭擁護の推進

令和2年3月に新園舎が完成し、ユニットでの小規模グループケアの運用を始めています。1ユニット6~7名のケア単位で7ユニット設置し、少人数による家庭的養育を実施しています。また、本園近隣で運用を行っていた分園型グループホームは令和2年4月より地域小規模児童養護施設として運営を行っております。

子どもの権利擁護推進

子どもの基本的人権を守り、子どもの最善の利益を図るため、全職員が権利擁護に対する意識を高め、日頃から被措置児童虐待の発生予防に努めております。

地域子育て支援機能強化

神戸市子育てリフレッシュステイ(デイサービス・ショートステイ)と 一時保護委託児童のユニットを設け、こども家庭センターの一時保護による緊急時の受け皿としての機能もはたしていきます。
 園舎建替え工事の期間中止していた、平野商店街一角にある地域の子育て支援ルーム「かえっこや」のプレイルーム開放、心理療法担当職員による子育て相談は現在実施しています。全面に人工芝を敷設して一新した学園のグラウンドは園庭開放等を再開予定(再開日程は未定)です。その他、季節行事の地蔵盆夏祭り、もちつき大会等の地域開放行事についても力を入れていきます。
 なお、新型コロナウィルスの拡大状況により中止になることもあります。